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誠に勝手ながら、彩季時代は書き直すことにしました。読んでくださっている方々、更新しなくてもランキングバナーをポチッと押してくださった方々、更新しなくてもサイトに毎日通ってくださった方々、事前報告もなしに本当に申し訳ありません。
私が2006年冬からこの話を書き始めて、いまだ完結出来ていないのは、プライベートが忙しく3年間執筆活動から離れていたこと、1年間まともに更新出来なかったこと、そして、小説を公開してはこうやって何度も書き直すからなんですよね。
これを機に言っておきます。これを最後に、もう書き直しはしません! ですから、最後の我儘と思い、また霜土井に付き合ってくだされば幸いです……。
書き直す理由としましては……正直、前は更新頻度優先で1話分が短く、内容が薄いわりに話数ばかり増えていく状況に9月頃から悩んでいまして、その解決策として書き直しに至りました。本当に勝手で申し訳ありません。
書き直すことになり、現時点で新しい彩季時代007話まで書き上げております。色々設定が変わったり変わっていなかったりしています。また新しい彩季時代を読んでくだされば嬉しいことこの上ありません。
もう本当、何度お詫びしていいのか……誠に勝手ながら、今後とも、彩季時代をよろしくお願いいたしますです……。
天童荒太「悼む人」<上・下>文藝春秋
山本文緒「アカペラ」新潮社
▲9月に読んだ小説です。
「悼む人」は死者を悼み(死者が、誰を愛し・誰に愛され・何をして人々に感謝されていたのか聞き歩き、それを自分の胸に刻み続ける)歩いていく旅人のお話で、彼の行為は偽善的だと色々批判されるところから始まります。旅人・静人を気にする新聞記者・蒔野の、隙がないほどの批判的視点が怖いくらい正論で、そうだよなぁ、と私も納得させられながら、これをどうやってひっくり返していくんだろう? と読み進めました。ですが下巻のラストで、静人の行動の意味を理解し肯定する蒔野の思いにぐっときました。あれだけの正論をひっくり返した流れは凄いとしか言いようがないというか。下巻一章のラストは「悼む人」で一番泣けました。もちろん下巻二章のラスト、静人の両親・巡子と鷹彦のやりとりももちろん泣けました。読んでよかった小説です。
「アカペラ」は中編三編の本です。私は最初の中編「アカペラ」が一番好きです。霜土井はやっぱり学生の話が好きだー!! 他の方の感想を読むと主人公のゴンタマちゃんがドン引きされてますが、私はゴンタマちゃん好きです。可愛らしい。まあ途中確かに度胆抜かれましたけど。お祖父ちゃん大好きの女子中学生のお話で、ゴンタマとお祖父ちゃんに振り回される担任・蟹江もいいんですよね。ポジションが絶妙でした。中編だからこそいいお話だったのかもしれませんが、もうちょっと長く読んでみたかったお話です。中編2本目の「ソリチュード」もいいですよ。かつての恋人の子ども(小学生)と主人公の距離感も素敵でした。中編3本目「ネロリ」も姉弟の絆も素敵です。
打海文三「裸者と裸者」<上・下>角川書店
先月は2冊しか読めませんでした。小説を書き始めた月なので読書時間が減ったのは確かですが、それにしても少なくなりましたね……。
「裸者と裸者」、私には難しいお話でした。ハマる人はハマるお話しだと思います。どちらかと言うと男性向けのお話しかもしれません。○○軍が△△へ侵攻して、□□が勢力を伸ばして、などなど。私は上巻を読み終わった時点で、主人公が何軍に属しているのか分かりませんでした……救いようのない読解力です。
ちなみにお気づきでしょうが、私は文庫派です。
山田詠美「風味絶佳」文藝春秋
森絵都「いつかパラソルの下で」角川書店
湊かなえ「告白」双葉社
小川糸「食堂かたつむり」ポプラ社
中田永一「百瀬、こっちを向いて。」祥伝社
和田竜「のぼうの城」<上・下>小学館
東野圭吾「流星の絆」講談社
山本幸久「ある日、アヒルバス」実業之日本社
9冊読んだんですね。霜土井にしては読書月間なひと月だったんですね。
今は色んな小説を読んでみようと思って、色んなジャンルに手を出しています。上に挙げたのでも恋愛やミステリー、時代、青春などなど。今は近未来の小説を読んでいます。
この小説の中で断トツ一番好きなのは中田永一「百瀬、こっちを向いて。」です。こういうお話大好きです。やっぱり霜土井は高校生の話が好きだーー!!
湊かなえ「告白」も面白かったです。友達数人がやたらと薦めてたし、本屋大賞1位だし。映画見たい。今月wowowでやるから絶対見よう。
意外に面白かったのが東野圭吾「流星の絆」でした。ドラマを見てたのですが、その時はあんまり面白くないなぁと思ってたんですが、小説は面白かったです。やっぱり原作なのかなー
山本幸久「ある日、アヒルバス」を読んでビアンキが欲しくなった。でも高い……。
体調を崩し、しばらく療養することになりました。
それで時間の都合がなんとかとれるようになったので、これから小説などちらほら書いていこうと思います。
読んでもらえたら嬉しいです。三年ぶりくらいの連載再開(?)になるので、頑張ろうと思います。
これからどうぞよろしくお願いします。
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